ピピ島

ピピ島

遅い朝、私達は白い砂浜の上にいました。
私は、近くにいたタイの子供と砂遊びをします。
西洋の女性達は、半裸で陽を浴びていました。
一人の香港人は、日記にペンを走らせます。

みんな、それぞれのやり方で時を過ごしました。


ほんの短いスコールが終わると、見たことのない南国の鳥がやってきて、歌をうたいはじめます。

ピピ島

ピピ島

ところで、この島にいる間、たくさんの雲が、私から星空を遮っていました。

ただ、雨の合間に少しだけ、しっとり濡れた、檸檬色の月を見ただけでした。


ピピ島は、忘れがたく、去りがたいところです。
けれど、結局、私達は、バンコクに戻っていくしかないのです。



バンコク行きワッペン
ピピ島

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