山西
運城
バスの待合室で待っていると、友達が女の子を一人連れて私を迎えに来てくれました。
彼女は2年前に会った時よりずいぶん大人びて見えました。若い女性の変化は早いのものです。
彼女は大きな黒い瞳をキラキラさせながら聞きます。
「荷物はこれだけ?」
「うん。」
すると、二人は私のザックをホテルまで運び始めました。
「それ、重いのよ。」
「ほんとだ〜。どうして?」
「私もよく分からないよ。」
結局、恥ずかしくて、ザックは私の背中に戻してもらいました。
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