タイーム(Israeli cuisine Ta-im)
August 2015
/ 恵比寿 / イスラエル料理 /中近東料理を求めて
中近東料理が食べたくなって、恵比寿にあるタイームさんに来ました。 恵比寿と広尾の中間地点にあるイスラエル料理屋さんです。
こじんまりとしたお店は居心地がよく、オシャレな雰囲気です。店主は口笛を吹いたり歌いながら料理を作っていました。
中近東独特のヒヨコマメのコロッケ目当てで来たのですが、ラム肉の写真に惹かれ、スパイスオイル漬け焼肉のシャワルマにしてしまいました。コロッケにすると、付け合わせのディップのヒヨコマメのフムスと被るし、揚げ物はフライドポテトがあるし、ということもあります。
突き出しの野菜スープは、ココナッツっぽいクリーミーさのトマトベースで、シメジがたっぷり入っています。辛くないタイカレーのようです。
少しして、ワンプレートに盛り込まれた料理が運ばれます。メインのラムは、外側が香ばしくエキゾチックな地中海の味です。
フムスはとってもなめらかでマイルドな味わいで、オリーブオイルと絡むと更にスムーズになるんです。
サラダはキュウリ、ニンジン、ムラサキキャベツ、キャベツがオイルビネガーで和えられたものでした。パプリカとニンジンのピクルスは美味しかったです。 ポテトも手作りで、チュニジアの屋台を思い出しました。
プレートと共に出されたピタパンに唐辛子ペーストやコリアンダーペストを塗り、プレートの具材を挟んでサンドイッチにするのですが、唐辛子はハリッサっぽいツンツンする味でした。聞いてみると、イエメンのスコーク というもので、ハリッサよりもニンニクが強いそうです。
だんだん地中海沿岸に行きたくなってきました。そんな時、ブロンドヘアの若くて美人のお客さんが来店し、陽気な店主がすかさず声をかけます。お店で一番異国情緒を感じた瞬間でした。