おじゃりやれ八丈島
April, 2013
/近くにあった場所
ある日、北京経由でローマを往復した際に貯まったANAのマイレージを、有効期限内に使わなくてはと、 10,000マイルで往復できる都市をさがしてみました。このマイルで行かれる都市は秋田、庄内、仙台、新潟、大島、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪……。
仙台や富山、大阪には夜行バスが出ているし、なにか雰囲気が違って気分転換になりそうな場所はないかしら。と考えると、島流しで有名な八丈島がよさそうに思えてきました。
初体験
羽田-八丈島間の飛行機をおさえた後は、何をして遊ぼうかと調べました。島内には八丈富士とよばれている山や、ジャングルの中に湧き出ている温泉などがありましたが、レンタカーやレンタバイクがないと行くのが難しそうです。
それで、体験ダイビングに申し込んでみました。
八丈島に到着すると、ダイブショップのスタッフさんが迎えにきてくれていました。お店でレクチャーを受けたら着替えて海へ向かいます。雨が降っているせいか、4月の海はとても冷たいのです。潜るまで、ダイビングスーツから海水が入ってくるとは思ってもみませんでした。
それに輪をかけるように、水中に潜るのが怖かったです。息ができなくなると死んでしまうか、助けられたとしても麻痺が残ったままの一生かもしれません。そう考えると、 怖さが激増したのです。
そんな体たらくなので、私は水深1メートルぐらいのところで何度も潜る練習をすることになりました。 ギブアップという言葉が頭をよぎりました。 インストラクターのお姉さんは、「息を吐いた後自然にしていれば勝手に酸素を吸い込むから大丈夫!」と言いました。 その一言で急に海中でも普段の息遣いができるようになりました。
雨のせいで海中も少し曇っています。海藻がゆらゆらゆれて、小さい魚が泳いでいるのがみえました。 彼らはとても自由そうです。
緑の中へ
同宿だった方々のお誘いがあり、翌日島内を車でまわっていただくことになりました。緑豊かな滝や、滝見下ろす温泉はとっても神秘的で、マイナスイオンをたっぷりと浴び生き返った気持ちになりました。
八丈島 東京から南に287㎞、 八丈島は、八丈富士と三原山の二つの大きな山からなるひょうたん型の島。そこには景色の香りが違う、緑豊かな八丈島があります。
-引用元 八丈島 観光ポータルサイト おじゃりやれ 八丈島-