28.見付 - 天竜川をめざして
東海道五十三次 / / 2009-2014
見付
宿の入り口に「これより見付宿」の大きな櫓のような案内板がありました。名所旧跡案内図を見ると、南北両本陣跡から南北に北井上小路という道があり、磐田文庫や淡海国玉神社など見所が多いようです。
宿に入ってすぐの東木戸跡はきれいに再現されていました。見付は中世に作られた狂言「磁石」でも長い町として紹介されたそうです。
宿はそれほど大きくないのですが、アスファルトに見付十七小路の紹介が書かれていたり、予備校やタクシー乗り場などが江戸時代のデザインで設計されているので楽しめました。立派な酒屋の大橋商店は町並み案内処も併設しています。
問屋太郎兵衛さんの江戸時代の地図のような絵を見ると、浜松まで三里七町とあるので、がんばって先にすすむことにしました。
足の腫れが昨日よりも治まっていたのは、昨日入念にしたセルフ按摩が効いたのでしょうか。平坦でまっすぐ道が多いため歩きやすかったです。私は天竜川橋にさしかかりました。
天竜川は想像以上に広い川幅を持っていました。左から吹き付ける強風があまりにも冷たいので帽子を被らないといられません。追い越してくる車に気を付けながら歩道のない橋を渡りました。