44.石薬師 - かに感じた草木の芳香
東海道五十三次 / 42次 桑名宿 - 三条大橋 / / 2009-2014
翌朝、泊駅から一路石薬師をめざします。小古曽を過ぎ、杖衝坂のうつべ町かど博物館を通りすぎ采女に近づくころには、すっかり山道になっていました。梅の花が満開になっています。日本武尊が杖衝坂を登った際に出血し、血を荒い止血したといわれている血塚社を見学しました。
石薬師宿は静かな宿でした。家の軒先には、佐佐木信綱の歌が一首ずつ飾ってあり巻ました。
石薬師宿 信綱かるた道
「信綱かるた」から選んだ36首の歌がここから北1.8キロの間に掲示されている。途中には石薬師寺、浄福寺(信綱の父・弘綱の碑)、佐佐木信綱記念館、本陣跡などがある。)
佐佐木信綱顕彰会 (財)岡田文化財助成事業
石薬師には石薬師寺というのがあり、歴史のあるお寺だそうです。
東海道宿場 伝馬制度制定400年記念事業
石薬師寺江戸から百一里三十四丁七間、元和2年(1616)に宿場となった。それまでは高富村と称していた。現在は鈴鹿市石薬師町である。石薬師の地名は高富山瑠璃光院石薬師寺の霊験が広く知れ渡っていたことから、村名を石薬師と改めその由来としている。